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ニキ美術館の建築プランニングにあたっては、ロケーションに課されている国立公園法等の規制がありましたが、ニキ・ド・サンファルの特性とは対極にある直線や方形を臆せず使用しながら、それらしか使えないというデメリットをメリットに変える発想で、これらを克服しました。一辺10メートルの方形のユニットをアクロス(斜行)型に組み合わせることによって、作品の迫力を活かし、立体作品を360度の角度から鑑賞することが可能になりました。
また、高さ制限のもとでニキの表現テーマである「飛翔感」を再現するため、交差切妻型の屋根を採用し、ナナ・シリーズなどの作品が伸びやかにポーズする空間ができあがりました。
那須の豊かな自然を反映する庭園の美しさとも呼応する、ニキ美術館の建築は、1996年度東京建築賞優秀賞を受賞しました。 |
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